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イドムくんの末期的な1日 その4

イドム13  50%






イドムくんのお父さんとお母さんは現在60代後半、もうとっくに介護保険が使える年齢です。


すでに年金は受け取っているのですが、お父さんもお母さんも国民年金なので、支給金額が非常に少なく、2人分合わせても、イドムくんを含めた3人の生活費には全然足りません。


そういう切迫した事情があるため、しかたなく今はお父さんもお母さんも、勤務先はそれぞれ違いますが、月に15日程度、清掃のアルバイトに行っているのです。






実はお母さんは、イドムくんの将来に関しては、もう既に90%以上はあきらめてしまっています。


子供3人の内、上の2人が周りに自慢できるくらい立派に育ってくれただけでも、自分の人生は十分幸福だったと思っており、残ったイドムくんは産み育てた自分の責任で、できるところまで面倒を見続けるしかないと覚悟を決めています。


今後はとにかくイドムくんが、やけになって犯罪や自殺に走ったりして、周りに迷惑をかけなければそれでいいと思っているのです。






イドムくんが現在のような状態に陥ってしまった理由については、お母さん自身もよくわからないというのが正直なところです。


自分の育て方が悪かったのだろうかとか、生まれつきイドムくんに、何らかの目に見えない問題があったのだろうかとか、今までえんえんと人知れず悩み続けてきたのですが、どうしても原因を特定することができません。


本当はイドムくんに直接言いたいことが山ほどあるのですが、言うとただでさえ驚異的に気が弱いイドムくんを、さらに責めているような感じになってしまいそうなので、実際には何も言えない、というのが現状なのです。


実はイドムくんだけでなく、お母さんもまた、毎日毎日自分自身の至らなさを責め、自己批判し、自問自答を繰り返す日々を送っているのでした。






  ・・・何か疲れちゃったな・・・


  無職なんだから疲れるほど大したことなんて何もしてるわけないのに・・・


  まあいいや・・・今日はもう何も考えるのはやめよう・・・





ご飯を食べようと、ひじ掛け付きのボロボロの座イスに腰を下ろし、ハシを持ったところで、イドムくんの頭にある疑念がフッと浮かびました。





  ・・・もしかして僕って、最近まるであたりまえのようにご飯を食べてないか?・・・






  普通はさ・・・ここまであからさまに突出して能無しだったら、もっと、こう・・・うしろめたさとか罪悪感とかで耐えられないというか、生きててごめんなさいっていうか、ご飯なんて申し訳なくてとても食べられないって感じになるのが通常の反応なんじゃないのか・・・


  てゆーか、これほどまでに全てが末期的にヤバかったら、少しでも人の心が残ってれば周りの迷惑を考えて、とっくに自決してるはずだろう・・・


  そうか・・・そうだよな・・・


  だいたい15年以上も無職のままなのに、毎日毎日普通におなかいっぱいご飯を食べていられたってことが、すでに異常過ぎるくらい異常だったんだよな・・・


  ・・・しかも毎食おやつまでって・・・ありえないだろう・・・


  そんなの冷静に考えてみれば不自然もいいとこだろうが・・・ いや、冷静に考えるまでもないか・・・






  ・・・ご飯とお菓子を買うためには当然お金がいるわけで、お金を手に入れるためには働かなきゃならないわけだ・・・


  でもって、働いて、誰かに何らかのプラスを提供することによって、
  その対価としてやっとお金がもらえるわけだろう?・・・



  しかし僕は、何一つ他人のためになることをしていないにもかかわらず、15年以上もご飯とお菓子を無意味かつ不当に食い漁って、こんなブタみたいな体になるまで、ひたすら脂肪を貯めこんできたわけだ・・・






  ・・・よく今まで平気でご飯食べてこれたよな、僕って・・・


  いったい何考えてたんだろう・・・ いや、何も考えてなかったんだろうな・・・


  米粒一つ食べる資格すら無いのになあ・・・


  僕なんかがご飯を食べたって、ただ人並み外れてド汚く、サリン並みの異臭を放つウンコが意味もなく増殖していって、地球をどんどん汚染させてしまうだけなのに・・・


  どうせ僕ごときが人並みに栄養を補給したからって、そんなの全部オナニーする時の体力と精子に消えて、さらにトイレットペーパーが無駄に浪費されるだけだろうが・・・


  ニブいというか鈍くさいというか死んだほうがいいというか・・・


  おそらくもう、恥とか思いやりとか感謝とか、そういう人間らしい感覚が、根元からブッ壊れてるんだろうな・・・


  だからこんな鬼畜でもやらないようなヒドイことが平然とやれてきたわけだ・・・


  周りにどんな迷惑をかけても自分さえよければそれでいいと・・・


  ・・・これじゃ動物と同じだな・・・


  いや、違うか・・・それは動物に対してあまりにも失礼過ぎるだろう・・・


  僕みたいなゴミごときが、何思い上がったこと考えてるんだか・・・


  動物は動物なりの役目を一生懸命に果たして、地球環境の維持に立派に貢献しているだろうが・・・






  ・・・それに引きかえ僕ときたら・・・


  周りのためになるようなことは、何もできない何もやれない何もしてない・・・


  僕ができることなんて、せいぜい周りに無差別に毒のオーラをまき散らして、みんなを不快にさせることくらいだよ・・・






  ・・・僕さえ最初からいなければなあ・・・


  お父さんもお母さんももっともっと幸せな人生が送れたんだろうにな・・・


  ・・・僕みたいなクズがいたばっかりにこんなしなくてもいい泥沼の苦労を・・・


  まさに社会のガン細胞・・・いや、エイズウイルスだ・・・ いや、もう劣化ウラン弾でも何でもいいや・・・


  いわゆる、誰の役にも立たないどころか、いたら困るだけってやつだ・・・


  存在自体が迷惑以外の何物でもないと・・・






  やはり0.1秒でも早く地上から消え失せることが、僕にたった一つだけ残された、唯一世の中に貢献できる選択肢だな・・・


  これだけは間違いない・・・自信もって断言できるよ・・・


  ・・・って、そこまで確信してるんならさっさとやれってんだよな・・・


  結局、実際に体を動かしてしんどいことをやるのは、めんどくさいからイヤなんだろうな・・・


  ・・・何というゴミ・・・なんというクズ・・・


  いったい何のために、天はこんな汚染物質の存在を許してるんだろうなあ・・・


  まさに人類史上最大にして最凶の謎だよ・・・




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tag : ひきこもり ダメ 無能

comment

Secre

こんばんは

 ここから、ものすごいサクセスストーリーが始まる、という前振りだといいですね。
 最近、全く根拠は無いけれど、確かアメリカとかってベッド以外じゃ家でも靴を履いていると思うんですけど、実はそうした靴文化が引きこもりの発生率を下げているんじゃないかと考えてみました。何のデータも無いけど、おそらく、そういう靴文化の国では引きこもりの方の数が少ないのではないかという気がするのです。だって靴を履いているのに一日中、外に出ないなんて、なんとなく不自然な気がしてしまいますから。
よって毎日、靴を履くことを習慣にすると、自然と外へ出る機会が増えるという、そんな馬鹿なっていう法則を発見して見たのですが、いかがでしょうか。
 長くなってしまってすいません。

No title

イドムさんのブログ、ひきこもりランキングで
2位につけていますね、すごいです。
おめでとうございます。

とどをさまへ

いつもいつも来ていただいて本当に感謝です。



靴ですか・・・すごい発想ですね。

しかしそれくらい何でも試してみることが必要なのかもしれませんね・・・



りんごさまへ

毎回来ていただいて、励ましのコメントまでしていただいて本当にありがとうございます。



No title

今日で3社連続でアルバイト面接「必要なし」でした~

何年無職とか、何年ひきこもりとか、何社落ちたとか。。。忘れます。
今日、無職で、今日はひきこもりで、今日は面接に落ちた!!今日の事実です。

振り返って無意味なカウントはしないで、今日の事実だけと向き合います!


マルボロさまへ

大変貴重な体を張ったご報告、本当にありがとうございました。



結果はともかく行動した時点で、
何もしていなかった時より100億倍は進歩していると思いますよ、少なくとも僕は本心で・・・
プロフィール

武者駆車師弟太

Author:武者駆車師弟太

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