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イドムくんの危うい1日  その2

いどむ17  50%






宅○便のおかげで、お父さんが不在だという事実が判明したので、イドムくんはここぞとばかりに一階に下りて、とりあえずトイレやゴミ出し、食糧の調達などの雑用をひととおり済ませました。






  ・・・そろそろシャワーでも浴びるか・・・


  いいかげん自分で自分のにおいに耐えられなくなってきたからなあ・・・


  自分でもわかるくらいだってことは、他人からしたら、とんでもなくやばいことになってるんだろうな・・・

    




イドムくんがシャワーを浴びるのはだいたい月に2、3回といったところでしょうか。


まず股間をシャワーでざっと水洗いし、シャンプーで頭を洗い、体はいっさい洗わずに全体をざっと流して終わりです。


その後水に濡れた状態の体を、バスタオルで強めに拭いていると、タオルが茶色っぽくなるくらいに垢が大量に落ちるので、別にせっけんでこすり洗いをする必要は全く無いとイドムくんは思っているのです。


とにかくひたすらスピード重視なので、トータルの所要時間は5分もかかりません。


自分が湯船に入ると、垢で湯水をドロドロに汚染させてしまって、お父さんに怒られるかもしれないという恐怖があるので、浴槽に入ることは絶対にしません。


ついでに部屋にたまっていた汚れた下着や服を、洗濯機に放り込んでおきます。


こうしておくと、お母さんが洗濯して、乾燥した状態でいつのまにか部屋の前に置いておいてくれるのです。






  ふー・・・ ひさしぶりにさっぱりしたな・・・


  前回シャワーを浴びたのはいったいいつだったっけか・・・


  とにかく思い出せないくらい遥か昔なわけだ・・・


  子供の頃から僕は風呂はあんまり入らないほうだったけど、無職になってからは、さらに輪をかけてどうでもよくなっちゃったよな・・・    
  

  やっぱりこういう性質が、よけいにダメを加速させてきちゃったんだろうなあ・・・


  ・・・何というか、全てをめんどくさがってしまうみたいな・・・  


  ただでさえ元々の能力が桁違いに低いくせに、めんどくさがりまでプラスされちゃったら、もはや手遅れ以前の問題だよなあ・・・   


  



イドムくんはとりあえず自分の部屋に戻って、いつものように、ぼーっとテレビを見ながらご飯をもりもり食べはじめました。


お母さんはイドムくんのぶんの食事を考えて、ごはんやおかずを残しておいてくれるので、それを1日2回、後ろめたい思いをしながら、こそこそと台所から自室に持ってきているのです。






  ・・・うまいなあ、この肉・・・


  これは豚のしょうが焼きか・・・


  もうちょっと、ごはん多めによそってくれば良かったな・・・






  ・・・しかしな・・・ このご飯は確かにうまいよ・・・ しかしだ・・・


  今こうして、僕が漫然とテレビを見ながら、何の意味も無くご飯を貪り食っている間に、お父さんとお母さんは必死に汗水たらして働いているわけだ・・・


  2人とも、もうとっくに60を過ぎてるってのに・・・


  お客さんには気を使いまくりで、職場の上司には怒鳴られまくりで、同僚からはバカにされまくりで・・・  


  って、それは僕だけか・・・


  ・・・まあ、お父さんたちが職場でどんな感じで働いてるのかなんて、見たことも聞いたこともないから、実際の所はどうなってるのかは全くわからないんだけどさ・・・


  だけど間違い無くはっきりしている事は、お父さんたちの血と汗と涙と気合いとド根性でやっとかせいだお金で買った貴重なご飯を、何ひとつ存在価値の無い僕という名のゴミが、毎日毎日何も考えずに適当に食い散らかして、全てトイレで大きいほうにしてしまっているっていう事実だ・・・





  ・・・ううう・・・お父さん、お母さん、ごめんなさい・・・


  無能で申し訳ありません・・・生きててすみません・・・

  
  って、謝るくらいだったら何でもいいから早く働けばって話だよな・・・


  しかし、そうはいっても今の僕の状態では働くことはやはりどうやってもできないわけで・・・ 


  ・・・いや、できないというか、正確には、全くできそうな気がしない・・・






  ・・・やっぱり自発的に口減らしをするしかないか・・・ 


  結局結論はいつもここに行き着くんだよな・・・


  でも思ってるだけで、いつものように実際に自殺を実行するまでには至らないと・・・


  これじゃただ単に甘えてるだけと言われても、何一つ反論できないわなあ・・・


  一日中お父さんとお母さんから、説教されまくり&罵倒されまくりみたいな日々が毎日続いたりしてれば、迷わず速攻で全てを終わらせにかかるんだろうけど・・・ いや、別に他人のせいにしてるわけじゃないんだが・・・






  ・・・まあ、どっちにしても、こういう中途半端な状態が一番まずいんだろうな・・・

 
  誰にも何にも貢献してないのに毎日衣食住が提供されてて、しかもどういうわけかそれをほとんど批判もされないと・・・


  これじゃ当然のごとく腐るわな・・・ ひたすら堕ちてゆく一方だろう、どう考えても・・・ 


  ぬるま湯までは全然行かないけど、こんな甘い状況じゃあ、何が何でも自分で自分を、一刻も早くどうにかしないとっていうところまで、せっぱ詰まったギリギリの心境には、なかなかなりづらいだろう・・・


  人間はどうしても楽な方に流れやすいからなあ・・・ 


  特に僕の意思の弱さは、世界にも通用するくらいハイレベルだからな・・・ 
   

  ・・・まあ、常時ビクビクしながら自分で自分を限界まで責めまくってはいるけど、そんなのリアルで他人に責められるあの想像を絶する苦痛に比べたら無に等しいわけで・・・   






  ここまでいらない人間が、はたして今までの地球の歴史上で存在しただろうか・・・


  まさに生ける廃棄物・・・クズの最終形態だよ・・・




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comment

Secre

No title

お母さんは料理が上手いのですね。
これってすごく大事ですよね。
うちは両親が不仲でずいぶん辛い子供
時代だったけれど、両親とも料理が好きで
いろいろとおいしいものを作ってもらったなあ。。。

パソコン音痴な私から見たら、パソコンで自作の
絵を描けるイドムさんはすごいなあと思います。
絵も味があって素敵だし。
私は「末期的な1日 その2」の絵が一番好きです。

りんごさまへ

いつも見に来ていただいて本当にありがとうございます。




両親が不仲ですか・・・子供の頃からそれだとかなり厳しいですよね。

No title

食べ終えたお皿に 「ごちそう様。ありがとう。」 
ってメモを添えてみるのどうですか?
機会があれば是非。


マルボロさまへ

いつも来ていただいて本当にありがとうございます。




いつかそんなことができるようになればいいのですが・・・

No title

精神科の薬は依存症になるというか中毒に
なることも多いみたいですね。
昨日、医者が薬と注射器を大量に暴力団に
流していたと産経新聞で報じていました。
医者の手によって暴力団の資金源作りの
手助けがされているとは、本当に怖いですよね?
ニュースのアドレスは下記のとおり。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081021/crm0810210151002-n1.htm

私が知っている例では、長年睡眠薬を常用している
男性でロレツがまわらないというか、何を話しているのか
はっきり聞き取れない人がいました。
先日自殺したアナウンサーの川田亜子さんも、急にロレツ
がまわらなくなり悩んでいたようです。(本人がブログに
書いていました。)
彼女も知人のすすめで薬を服用していたみたいですね。
ところでイドムさんは自ら進んで精神科に行ったのですか?
それとも誰かに勧められて行ったのですか?
何年くらい精神科に通っているのかとかも気になります。

はじめまして

文章、最高です。
わたしも適応生涯から引きこもってます。
なんか切なくて、でも可笑しくて激しく共感を覚えます。
人間くさくていいです。

画もご自身で描かれているのですか?
すごいんですけど・・わたしも絵を描きますがまったく素人です。
また来ます。

りんごさまへ

何度もコメントしていただいて本当に感謝です。




ロレツですか・・・自分の場合薬を飲んでも飲まなくてもどのみちダメなので・・・



しぎさまへ

わざわざコメントまでしていただいて本当にありがとうございました。




しぎさんのブログも拝見させていただきましたが、
そちらのほうが全然文章うまいじゃないですか。

何か躍動感があるというか軽やかな文章ですごくいいと思いました。

親近感

●のけました。
ギャグではありません、単なる遊びです。

今日、心療内科の帰り、円形脱毛症で小太りなイドムくんにソックリな男性を見かけました。
「すみません、あなたはあのブログのイドムくんですか?」
と声をかけたい衝動をグっとこらえました。

もう、完全にイドムくんの虜になってしまったようです。
プロフィール

武者駆車師弟太

Author:武者駆車師弟太

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