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イドムくんの危うい1日  その4

いどむ19  50






カントリーマアムをだらだら食べつつ、ぼーっとテレビの画面をうつろな目でながめながら、いつもと代わり映えのしないワンパターンの思考を繰り返しているうちに、いつのまにか時が過ぎて午後の4時になっていました。   






  ・・・もうレディス4の時間か・・・


  やけに早いな・・・知らない間にタイムスリップでもしてたのか・・・


  ・・・って、そんなわけないだろう・・・


  どうせ今日も何もしないまま、こうやって一日が終わるんだろうな・・・ 


  とりあえず今日の分の雑誌は、明日まとめてコンビニで立ち読みするとして、さてこれからどうするか・・・


  夕方のニュースが始まるまで、あと1時間もあるな・・・


  それまで何をして時間をつぶそう・・・


  マンガは・・・全部読み飽きたのばっかだし・・・


  じゃあゲームか・・・


  また伝説オウガのエンディングでも見るか・・・  


  いや、あのソフトは電池切れで、セーブデータが全部消えちゃったんだったな・・・


  僕がもってるゲームは、ほとんどがRPGだからなあ・・・


  RPGを一時間だけやるってのもちょっとな・・・ 


  しかも全部とっくの昔にクリアしたのばっかだから、あとはやりこみプレイを極めるくらいしかないんだけど、それすらもう最近はめんどくさいだけなんだよなあ・・・


  はっきり言ってゲームに関しては、もう趣味を楽しむっていう感覚はほとんど無いよ・・・


  ただ時間を何となーく無意味に消化しているだけみたいな・・・


  中学とか高校の頃なんて、必死でお母さんの目を盗みながら、ちょっとでも長くプレイしようとして毎日命を削ってたくらいなのに・・・







  ・・・しょうがない・・・何もやることないしオナニーでもするか・・・






イドムくんはめんどくさいと思いつつも、とりあえずひそかに隠し持っていたエロ本を天井裏から適当に10冊ほど出してきて、今日のターゲットを選考する作業に取りかかりました。






  ・・・うっ!・・・






今日の気分に合った子を探して素人ナンパ系のエロ本をぱらぱらめくっていると、カメラ目線で、やたら眼に力のある女の子のページが出てきて、イドムくんはビクッとして思わず反射的に目をそらしてしまいました。



イドムくんは小学生の頃から、どうしても人の目を正面からまともに見るということができず、えんえんと今まで一人で苦しみ続けてきたのです。



何とかしたいとずっと思ってはいるのですが、恥ずかしいという気持ちがあまりにも強過ぎるため、この症状についてはお母さんにも精神科の医師にも一切相談したことはありません。



本格的におかしくなってきたのは中学時代ですが、高校を中退して、バイトを転々としていたあたりから一気に症状は悪化し、さらに完全無職モードに突入してからは、加速度的に視線恐怖は増大していく一方で、今では雑誌の写真やテレビの中の人の目を見ただけでも反応してしまうほどに重症化してしまっているのです。






 ・・・エロ本を見てると、どうしても何回かは反応してしまうな・・・


  でもまあ抜く対象としては、あんまりもろに視線のきつい子は選ばないからなあ・・・


  それに実際抜く時は横とか上を向いてるシーンばっかり選んでるし・・・


  探してる途中で何回かビクッとくるだけで、別にオナニー自体に支障があるわけじゃないから、大した問題じゃないといえばないんだけどさ・・・ 
 


 


 
  ・・・しかし、それはあくまでも、ずーっと僕が今後もこうやって無職のままでいられればっていう条件付での話なんだよな・・・


  こんな状態で、もし万が一今後どうしても働かなければならないっていう局面がきたとしたらいったいどうするんだよ・・・


  写真の中の人の目すらまともに見れないような状態で、どうやったら人並みに仕事なんてできるんだよと・・・


  唯一多少は会話っぽいことが可能な、お母さんが相手であっても、目を見て話すなんてほとんどできないからなあ・・・


  これはやっぱり、自分以外の全ての人間に対して、僕が心底恐怖感を持ってしまってるってことなんだろうな・・・ 


  ・・・いや、やっぱり自分自身も怖いな・・・


  自分のあまりにも人知を超えたダメさが心底恐ろしいよ・・・


  赤ん坊とすらまともに目を合わせられないもんな・・・終わってるよ、完璧に・・・ 








  ・・・はっきりいって中学を卒業するだけでも、精神的にも肉体的にもギリギリめいっぱいもいいとこだったからなあ・・・


  高校に入った頃にはとっくに全てのパワーを使い果たしちゃってて、完全にガス欠状態だったから、1学期すらもたずにあっさり潰れちゃったわけで・・・ 
 

  まあ、そんな過去のことなんて今となってはどうでもいいんだけどさ・・・ 
 






  ・・・しかし僕なんかにできる仕事なんて、日本全国探したってもうほとんど無いに等しいだろうな・・・


  もし今の僕を採用してくれるようなバイトが奇跡的に存在するとしても、一般の人達が絶対にやりたがらないようなものしか無いだろう・・・


  ・・・いや、別にそれが不満だとかそんな身の程知らずな考えはもちろん無いんだが・・・


  しかし、せっかく好意で雇ってもらえたとしても、どうせ僕はまた全く戦力にならないどころか、ただのお荷物になっちゃうだけなんだよな・・・


  僕みたいな能無し以下のゴミがどれだけ死に物狂いで頑張ったって、間違いなくそこで一緒に働いている人達の足元にもはるか遠く及ばないだろう・・・


  10代、20代の頃ですら、あれだけ気が狂いそうになるまでオーバードライブ状態で全力以上を絞り出してたってのに、どこに行っても何をやっても全然ダメだったんだから、40近い今ではもはや勝負以前の問題だろう・・・  


  そう考えると、今から必死になってまた昔のようにバイトを探そうなんて気にはなかなかなれないんだよなあ・・・


  ただ甘えているだけだってのは百も承知なんだが・・・








  ・・・ましてや正社員なんて・・・


  こんな37にもなってバイトをいくつかかじったことがあるだけのヤツなんかを、いったいどこの会社が雇うっていうんだよ・・・


  しかもブランクが15年ってあなた・・・


  ほとんど漫才の世界だろう・・・


  面接に行っただけでいきなり無言で殴られそうだよ・・・


  向こうからしたら、うちの会社をバカにしてんのかって感じだもんなあ・・・


  仮に何かの手違いとかまぐれで採用されたって、全く周りのペースについていけなくて、どうせまたすぐ辞めることになるんだろうし・・・








  ・・・だいたいバイトですら1年ももったことが無いんだからなあ・・・ 


  いや、1年どころかたしか2ヶ月ももったこと無かったよな・・・


  いったいどこまでダメの史上最高到達点を更新し続けるんだよ、この欠陥品は・・・


  僕の場合、正社員なんてどうあがいたって絶対無理・・・考えるだけ無駄だよ・・・


  ・・・就職活動なんて、やる前から暗黒の未来しか待っていないってことが、はっきりくっきりあざやかにわかるよ・・・ 


  僕も不幸、こんな能無しを雇ってしまった会社はもっと不幸ってね・・・


  そういう全員が不幸になるしかない展開が目に見えてるよ・・・ だったら最初から何もしないほうが、総合的に考えたら全然いいに決まってるわけで・・・ 


  僕みたいな役立たずのゴミは、こうやって部屋にこもって一人で汚らしい仮性包茎のチンポを握り締めてればいいんだよ・・・


  中途半端にやる気出して働きに行ってたって、どうせ前のようにただみんなに大迷惑をかけるだけなんだから、そう考えるとむしろ今のこの状態がある意味一番いいとも言えるんだよな・・・


  今の状態をキープしている限りは、とりあえず職場に大損害を与えることだけは100%回避できるわけだから・・・




  



  ・・・しかしな・・・それだとお父さんとお母さんには、今後も引き続き、計り知れない金銭的損失と精神的ダメージを与え続けてしまうわけで・・・


  あちらを立てればこちらが立たずか・・・


  みんなにとって一番いい、全てが丸く収まる方法をあえてあげるならば、やはり僕一人がこの世から自主的に退場することしかないんだよなあ・・・


  どう考えたってそれがベストの選択肢なんだよ・・・それはわかってるんだ・・・


  理屈の上ではわかってるんだけど、どうしても最後の踏ん切りがつかなくって、こうしてズルズルとみじめに生き恥をさらしつづけてるんだよおおお・・・


  自分が死ぬのが怖いからって、どこまでお父さんとお母さんを苦しめ続ければ気が済むんだよ、このヘタレクズは・・・








  ・・・なーんてな・・・  


  会社の人達の迷惑がどうとか言っても、実際は自分が傷つかないでいいように自分を守ることに必死になってるだけなんだよな・・・


  そういうところが僕のズルいというか卑怯と言うか一番汚いところなんだよなあ・・・


  こういう生まれながらにひきこもり体質の人間ってのはいったいどうやって生きていけばいいんだよ・・・


  結局僕は、徹頭徹尾自分の都合しか考えてないんだよな・・・昔も今も・・・そしてたぶんこれからも・・・




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Secre

No title

レディース4を選ぶ辺りは流石ですね。雰囲気しか知らなくて、ちゃんと観たことないです。
スーファミ時代のRPGたまにやってる時ありますよ。ラジオを聴きながら音を消してダラダラやります。
多分だけど働いていない期間が長くても、そして更に挑夢くんが続けることができる仕事はきっとどこかにあると思います。ただ巡り会うのがなかなか難しいっていうのはあると思いますけどね。
ブログ見に来て頂いたようでありがとうございます。
なんか明るいというか、よく知らんキャラクターのテーマを使ってます。
割とアメーバで数が多いので、暇な時、頻繁変えたりしてるんで、
今後もころころ変わると思います。
では、なんか断片的なコメントになりましたが…。

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No title

>カントリーマアムをだらだら食べつつ、ぼーっとテレビの画面をうつろな目でながめながら・・

ここの掴みの文章が毎回たまりません。
視線恐怖ですか。わたしは浴びると快感ですが。

わたしはよく真正面から見据えるような眼の画像を意図的に、載せますがイドムくんはきっと目をそらしちゃうんだろうなぁ・・

次回もたのしみに待ってます。本音を言うともっと更新が多ければいいのにって、勝手なこといってすみません。

No title

なんだか今日はスゴク挑夢さんへの共感度が強いです。
私も、気分が滅入ってます。

挑夢さんは偉いですよ。
家族にあたったりしないじゃないですか。
私はイライラした気持ちを自分だけじゃ消化できなくて、
家族にあたるんですよ。穏やかに過ごしたいです。

日向夏とどをさまへ

いつもいつも来ていただいて本当に感謝です。




ラジオを聴きながら音を消してRPGですか、それはやったことがないです。

ものすごい玄人プレイですね。

しぎさまへ

また来ていただいて本当にありがとうございます。




浴びると快感・・・

なんてうらやましい性格なんだあああー



冗談抜きで心底そう思ってます・・・

マルボロさまへ

いつもいつもわざわざコメントまでしていただいて本当に感謝です。




家族にあたれるエネルギーと自信が残ってるだけでも十分うらやましいです・・・

癒し

金魚とかハムスター飼ってみたらどうですか?
見ているだけで癒されるしなつくとかわいいですよ!
世話する時間もできるし。ぼーっとするより楽しいと思いますよ(*^_^*)

No title

初めまして。

私もかつて鬱病でした。

もう一人の自分との戦いは心底疲れますよね。

今は、「観念浄化ワーク」に出会い

心がだんだん晴れてきました。

青空の様な心になれるといいですよね。

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武者駆車師弟太

Author:武者駆車師弟太

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